「この話題が続くとは思わなかったよ」
「でも続くのだ。メッツラゴー」
「それで、どう続くのだい?」
「THE HIT PARADE Hiroshi MiyagawaというCDが存在する。そこにミステリーが1つあった。実は今朝CDが届いたので、ミステリーが解決した」
「何だよミステリーって」
Oh!宮川ファミリー! §
THE HIT PARADE Hiroshi Miyagawaより
作曲/宮川 泰
編曲/宮川 泰、宮川彬良
演奏/
・大阪市音楽団
・大阪フィルハーモニー交響楽団
・ヴァイオリン/宮川由利子、
ピアノ/宮川泰
・ピアノ/宮川知子
・宮川組 with Friends 他
指揮/宮川 泰、宮川彬良
「ああっ!」
「なんだよ」
「突然分かった」
「何が?」
「宮川彬良さんを起点にすると、宮川泰=父、宮川由利子=嫁、宮川知子=娘だったんだよ」
「彬良ファミリー総出演CDか」
「しかし、そうすると謎が出てくる」
「謎?」
「ライナーノートによるとブッシュベイビーの1992年の時点で知子さんは1歳前後らしい。でも、2002年リリースのアルバムで既にピアノを弾いてる」
「ミステリー」
「うむ。ミステリーだ」
「どうすればいいんだよ」
「買うしかない。新しいCDじゃないので(10年前)、中古で比較的安く買えるだろう」
到着! §
「というわけで到着してミステリーは氷解した」
「結論は?」
「11歳のナルシストがピアノソロを1曲弾いている」
「は?」
「知子(ちこ)さんだ」
「じゃあ、計算は合ってるわけ?」
「そう。1992年で1歳前後。2002年で11歳前後。ドンピシャり。計算が合う」
「子供の発表会?」
「いや。何気なく聞いていると聞き流すぐらいの完成度。きちんと聞くと音に幼さはあるけど、早熟の天才少女だろう」
「ひ~。宮川ファミリー第3世代の脅威!」
「しかもナルシスト」
「キャラが強烈すぎる。まぶしいっ!」
このCDの正体 §
「このCDの正体はおじいちゃん長寿おめでとう家族ラブラブ音楽集だろう」
「というと?」
- 宮川泰が主役
- 宮川彬良が黒子になって支える感じ
- 宮川泰がピアノを弾いて息子(つまり宮川彬良)の嫁のバイオリンと共演
- 宮川泰のボーカルで宮川彬良の次女(安利)とかけあいの歌
「ちなみに、ライナーには宮川泰(じいちゃん)、宮川彬良、知子(長女)、安利(次女)、大典(長男)、由利子(妻)のコメントがあるが、明らかに孫3人のコメントは子供の字で署名が入っている。しかし、知子(Chiko)は11歳なのに筆記体のアルファベットで名前を書いていて、まさに早熟なのだろう」
「他には?」
「ゲストでおめでとうコメントを書いている人が数人いるが、その中に松本零士の名前が」
「そうか、そういう時代なんだね」
「2002年となれば、夢想としても西崎さんが復活篇を作る可能性を考えられなかった時期だ」
「なるほど」
「それから、すぎやまこういちさんが、彬良さんの星のカービィの主題歌を褒めている」
「どんな歌?」
「おそらこれだ」
「これか」
「最初はちょっと抑圧的に聞こえるが、途中でぶわっと弾けるのがいいね」
ヤマトは……蒸発してしまったのか? §
「ヤマトはどうしたんだよ」
「うむ。ヤマトを松本零士作としてしまうのは今となっては疑問だろうがそれは横に置く」
「置いちゃうのか」
「2002年のライナーに突っ込んでも意味のある結果は出ない」
「それで?」
「中身は序曲、宇宙戦艦ヤマト、出撃、大いなる愛と続くのだ。あとボーナストラックなのか。別テイクなのだろうか、出撃、大いなる愛、ゲバゲバ90分(これはヤマトじゃないが)が入っている」
「そうか」
「あと彬良さんいわく、「(ヤマトは)宮川家の踏絵」だそうだ」
「では、2199でついに踏んだわけだね」
「それ以前から踏んでいるとも言えるけどね」
オマオマ・ピー §
「しかし、ゲバゲバ90分だよ」
「それがいいの?」
「子どもの頃には見ていたよ。ゲバゲバ・ピー」